ラジオ波治療は、1999年頃から肝がんに対して実施されました。また、2018年頃からは新世代マイクロ波治療と呼ばれる治療も実施されています。
これらの治療はアブレーションあるいは経皮的局所治療と呼ばれ、現在では標準治療としてガイドラインでも推奨されています。しかし、多くの患者さんにとっては、ラジオ波治療、マイクロ波治療と言われてもどのような治療なのかよくわからないと思います。

このウェブサイトは肝細胞がんや転移性肝がん(大腸がんや胃がんなどが肝臓に転移したもの)の患者さんにラジオ波治療、マイクロ波治療を正しく理解していただくために作成しました。患者さんやご家族が安心してラジオ波治療、マイクロ波治療を受けるための一助になれば幸いです。

椎名 秀一朗

椎名 秀一朗
順天堂大学大学院医学研究科 画像診断・治療学
順天堂大学医学部附属順天堂医院 消化器内科